AGA治療を検討しているあなたが、最後の最後で踏みとどまっている理由。 それは「一度始めたら、一生薬を飲み続けなければならない」という噂への恐怖ではないでしょうか。
毎月1万円も2万円も、定額サブスクリプションのように一生払い続ける。 もし途中でやめたら、リバウンドで一気にハゲてしまう。
そんな「AGA治療=終わりのないローン」のようなイメージを持っているなら、それは少し誤解があります。
確かに、現代医学においてAGAは「完治」しません。風邪のように薬を数日飲んで終わり、というわけにはいかないのです。 しかし、治療の「強度」と「コスト」を段階的に下げていくことは可能です。
HP-R Labでは、賢く治療を続けるための「出口戦略(減薬ロードマップ)」について解説します。
残酷な現実:やめれば、戻る
まず、医学的な事実(ファクト)を共有します。 AGA治療を完全にストップ(断薬)するとどうなるか。
答えは、「治療前の状態に戻る」です。 さらに厳密に言えば、治療していなかった期間に進行していたはずの状態まで、時間を早送りするように髪が抜けていきます。
AGAは進行性の疾患です。薬で堤防を作って洪水を止めている状態なので、堤防(薬)を撤去すれば、水(脱毛ホルモン)は再び押し寄せてきます。 「髪のある状態を維持したい」と願う限り、何らかの形で治療を継続する必要はあります。
しかし、ここからが重要です。 「継続=全力疾走」である必要はないのです。
賢い患者のロードマップ:攻めから守りへ

AGA治療には、明確に2つのフェーズ(段階)が存在します。
第1フェーズ:発毛期(攻め)
- 期間: 開始〜約1年
- 目的: 薄くなった部分に髪を復活させる
- 治療内容: フィナステリド(守り) + ミノキシジル(攻め)
- 費用相場: 月額 10,000円 〜 15,000円
最初の1年は、休んでいる毛根を叩き起こすためにフル装備で戦います。費用もそれなりにかかります。 しかし、多くの人は1年ほどで「生え揃った」「満足できるボリュームになった」というゴールに到達します。
ここで、第2フェーズに移行します。
第2フェーズ:維持期(守り)
- 期間: 1年目以降〜
- 目的: 生えた髪をキープする
- 治療内容: フィナステリド(守り)のみ
- 費用相場: 月額 3,000円 〜 5,000円
一度生やしてしまえば、あとは「攻めの薬(ミノキシジル)」をやめて、「守りの薬(フィナステリド)」だけで維持することが可能です。 これを医学的に「減薬」と呼びます。
コストは3分の1以下になる
この「維持期」に入れば、負担は劇的に軽くなります。 2026年現在、オンライン診療などの普及により、維持用のフィナステリドは月額3,000円程度で手に入ります。
- 1年目: 髪を生やすための投資期間(月1.5万円)
- 2年目以降: 髪を維持するためのメンテナンス期間(月3,000円)
一生月1.5万円払い続けるわけではありません。 月3,000円なら、ジムの会費やスマホ代よりも安く、家計を圧迫せずに続けられるのではないでしょうか。
いつまで続けるべきか?(本当のやめどき)
では、その「維持期」はいつまで続ければいいのでしょうか。 答えは、「ハゲてもいいと思える年齢になるまで」です。
「結婚式まではフサフサでいたい」 「子供が成人するまでは若々しくいたい」 「定年退職したら、もう白髪でも薄毛でも構わない」
それぞれの人生の節目で、ゴールは違います。 「もう十分頑張った。これからはありのままの自分(ナイスミドル)でいこう」 そう思えた日が、本当の意味でのAGA治療の卒業日です。
その時が来るまでは、歯磨きやスキンケアと同じように、身だしなみの一つとして「維持」を続けていく。それくらいの軽い感覚で捉えるのが、長く続けるコツです。
結論:まずは1年、走り抜けろ
「一生続く」と考えると足がすくみますが、「まずは1年集中して生やす。あとは安くキープする」と考えれば、ハードルは下がるはずです。
一番もったいないのは、将来のコストを心配して治療を先送りにし、毛根が死滅してしまうことです。 毛根がなくなってしまえば、維持期に入ることもできません。
まずは「発毛期」をスタートさせましょう。 そして1年後、鏡の前で笑顔になったあなた自身が、次のステップ(減薬)を決めればいいのです。


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